横浜市旭区民文化センター「サンハート」スタッフによるブログです。

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2012年3月7日水曜日

新年度に向けて新企画です

少しずつ暖かくなってきて、春の訪れが感じられる今日この頃。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
サンハートでは、至る所でクシャミが響いております・・・
辛いですよね、花粉症。
体調を崩しやすい季節でもあるので、健康管理には気をつけたいです。

さて、サンハートでは来年度に向けて、初めての試みを企画中です。
その名も・・・
『第一回サンハート・アンサンブル・オーディション』地域密着型のオーディションです。
残念ながら、いま流行のご当地アイドル系ではありません(笑)が、
クラシックアンサンブルのオーディションなのです!
何と言っても、一番の特徴は、誰でも応募できる事。(年齢・国籍不問)
そして、才能あふれる音楽家を発掘・育成し、地域に還元するというサイクルを作ってみよう!という初めての試みなのです。

3月1日から募集要項の配布を開始しており、既に多数の方々にお問合せいただいていますので、この場をお借りして少し詳しいご説明をさせていただきたいと思います。
※オーディションの基本的な情報については、こちらをご参照ください。
イベントページから要項・申込書をダウンロードできます。
受付は終了致しました。たくさんのご応募ありがとうございました。
Q 課題曲はありますか?予選・本選ともに自由曲ですが、演奏曲目のジャンルと全体の演奏時間は以下の通り決められていますので、ご注意ください。

<予選> 自由曲2曲(8分以内)
クラシック音楽とポピュラー音楽の各ジャンルからそれぞれ一曲ずつ選曲
<本選> 自由曲3曲(15分以内)
子供から大人までオール世代が幅広く楽しめるショートプログラムコンサートの設定。
クラシック曲を一曲以上含み、MCも入れること。

Q ソロでも応募できますか?本オーディションは、「アンサンブル」に限定したオーディションとなっていますので、一人での演奏は残念ながら応募いただけません。ただし、「弦楽器とピアノ」や「管楽器とピアノ」等、二人での演奏については、アンサンブルとみなされますのでご応募いただけます。募集部門は以下の通りとなっています。

○ 弦楽ピアノデュオ(ヴァイオリンとピアノ など)
○ 管楽ピアノデュオ(フルートとピアノ など)
○ 室内楽(楽器編成自由・8人編成まで)

Q どんな賞がありますか?最優秀賞(1組)は、サンハート主催の有料コンサートの出演をご依頼させていただきます。(コンサートは2013年初旬を予定しています。)その他、優れた演奏を披露された組には、優秀賞が授与され、サンハートが主催するロビーコンサートやアウトリーチコンサート等での演奏機会をご提供します。また、観客の皆様に人気のあった組には、聴衆賞をご用意し、二俣川駅での駅コンサートの演奏の機会をご提供します。

なお、出場全組に、審査員の講評を差し上げます。

【ご参考】
サンハートで行われた過去のロビーコンサートの様子は、こちらをご覧ください。

Q 選考基準はありますか?予選では、音楽性・テクニック・アンサンブル性等、本選ではそれに加えて、プレゼンテーション能力やエンターテイメント性、プログラミング能力、全体の完成度等を踏まえて総合的に評価します。

Q 審査員は誰ですか?日本の音楽界を代表する演奏家や指導者に依頼します。現在の予定では、小出信也先生(フルート)、福井健太先生(サクソフォーン)、伊藤亮太郎先生(ヴァイオリン)、白石光隆先生(ピアノ)、三宅麻美先生(ピアノ)等にご協力いただく予定です。また、サンハート館長も特別審査員として参加させていただきます!

Q  応募方法を教えて下さい。応募受付は終了致しました。
所定の申込用紙に必要事項を記入し、期間内にサンハートまでご持参又は郵送して下さい。申込用紙は、メールにてご請求いただけます。こちらからダウンロードしてください。
募集期間: 2012年6月1日(金)~7月15日(日)必着
申込用紙請求用メールアドレス:sunheart*sunheart*info
※最初の*にアットマークを、二番目の*にドットを当てはめてお送りください。

オーディションでレベルアップしたい!
演奏の機会がほしい!
大好きな音楽で地域に貢献したい!
そんな想いを是非サンハートにぶつけてみてください♫
お待ちしております。

2012年2月19日日曜日

“横浜発の演劇を発信しつづける”五大路子さん。            今年は旭区創発の演劇も・・・。

~今を輝いて~
2月15日(水)サンハートにおいて、女優、そして横浜夢座の
座長として活躍される五大路子さんの講演会が開催されました。
五大さんの“つねに夢を追う気持ち”“横浜を、そして芝居を

大切に思う気持ち”が熱気となって、 サンハートホールは
いつしか熱い感動に包まれていました。

五大路子さんは、横浜市港北区生まれ。桐朋学園演劇科に
学び、早稲田小劇場を 経て新国劇へ。NHK朝のテレビ小説
「いちばん星」で主役デビュー。
1999年、自身が座長となり、「横浜夢座」を旗揚げ。
2008年、第29回松尾芸能賞演劇優秀賞を受賞。
2011年には、横浜発の芝居作りをしている地道な努力と

実績が 評価され、第46回長谷川伸賞を受賞されました。

今年、サンハートでは、五大さんにたくさん来ていただく
予定です。



















 


サンハートでは横浜夢座の協力を得て、区民参加の
『演劇ワーク ショップ』の開催や、五大路子出演によ
る『野口雨情生誕130年記念 唄と語りで綴る
「雨情の心への旅」』、『読み芝居「長谷川 伸の心の
女たち」 ~ふるさとの作家 谷川 伸を訪ねて~』の公演
を予定しています。
是非、あらためて、身近なサンハートで、お芝居の楽しさを
体験してください。
~今を輝いて~、これは、五大路子さんから、このブログを

読んで くださっている皆様へのメッセージでもあります。

五大路子出演
野口雨情生誕130年記念
唄と語りで綴る『雨情の心への旅』
5月5日(土・祝)14時開演
サンハート窓口のほか、
相鉄線4駅(横浜駅、二俣川駅、緑園都市駅
三ツ境駅)の「グリーンぽけっと」でも
チケット好評発売中です。

お問い合わせは
サンハートまで
045-364-3810(9時~21時)

2012年1月16日月曜日

ロビーコンサート vol.4

1月13日(金)、ロビーコンサートVol.4が開催されました!!
今回の出演者は、


小川鮎美さん・高山ゆみこさん(ソプラノ)、

鶴治美さん(ピアノ)。


ドレス姿がとてもお綺麗ですね(*^_^*)



今回のコンサートには、1部185名、2部135名と沢山のお客様にご来館いただき、今年度のロビーコンサートでは最多となりました。










コンサートのプログラムには、ソプラノのお二人の素晴らしい2重唱があったり、鶴さんによるピアノソロ曲があったり、お客様と一緒に歌うコーナーがあったりと盛りだくさん!


最近、寒い日が続きますが、心温まる時間となりました♪

音楽には人の心を動かす力がありますが、とくに声楽は人間の生きる力強さ、優しさのようなものを感じます。









皆様にとって、今年一年が良い年になりますように・・・・★









サンハートスタッフ
カピバラ









2012年1月6日金曜日

新年にあたって

明けましておめでとうございます。皆様には新年を穏やかに
お迎えのこととお喜び申し上げます。
2011年は近年に全く経験のない東日本大震災や台風の
被害を蒙り、自然災害の脅威を嫌というほど味わった激動の
1年でありました。今でもあの恐ろしい映像が脳裏から離れない
のは私だけではないと思います。
このようなことを振り返りながらも、今年は是非とも平穏な年で
あって欲しいと願うばかりです。
 さて、サンハートの運営をさせていただいて早いもので9ヶ月が
経過しましたが、お蔭様で大きな事故もなく推移していますことに
厚く御礼をお申し上げます。
サンハートは、旭区民の文化施設として開設されてから二十余年
経過していますが、これまで感じたことは旭区以外の近隣の瀬谷区
西区、保土ヶ谷区、泉区からのご利用者も非常に多く、お蔭様で
稼働率も8割を超えているのが現状で、時にはご利用のお客様
から何故、抽選に当たらないのかとの苦言を耳にすることもある
ような状況でございます。
 施設の運営に携わる私共としましては、皆様に安心して
気持良くご利用いただけますよう努めて参りますと共に、今後も
皆様に親しまれ、信頼されるホールづくりをめざして参る所存で
ございますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
                            サンハート
                            館長 桐生 長寿

2012年1月1日日曜日

明けましておめでとうございます!

新年、明けましておめでとうございます!

2012年も、みなさんに愛されるサンハートをめざし、職員一同、頑張って参ります!

本年も宜しくお願い致します。








サンハート運営スタッフのカピバラです☆ みなさん、元旦の朝、如何お過ごしでしょうか。

私は、地元新潟で新年を迎えました! こちらは雪が積もっていますよ~(^◇^)



昨年は災害など、悲しいことが多かったですが、今年は笑顔溢れる年にしたいですね。








さて、サンハートでは年明けから元気いっぱい!主催催し物がたくさん開催されます!

◆1月13日(金)ロビーコンサート

◆1月21日(土)ジャズまいむ絵本

◆1月29日(日)バレンタインコンサート

本年も、みなさまお誘い合わせのうえ、ぜひサンハートにいらしてくださいね!

みなさまにとって、良い年になりますように・・・!



サンハート運営スタッフ

カピバラ

2011年12月20日火曜日

WaterとWatersのあいだに

この頃写真展を拝見し、水(Water)の美しさに目を奪われることが度々。
激しく舞い散る滝の飛沫や、花びらに着いた水滴、湖面に映る紅葉など、
シャッタースピードや採光、マクロレンズの効果によって、
水は様々な表情を私たちに見せてくれる。

その表情を引き出す技術に感心させられると同時に、
改めて水のある惑星、地球の美しさを思う。

しかし、時として水は恐ろしい力を持ち、悲劇を生む。
手元の辞書によれば、不可算名詞と思っていたwaterには複数形で、
((~s))領海,近海,水域;((通例the ~s))
流れる[波立つ]水;海,湖,川;洪水 とある。

普段は美しいwaterも、まとまり、大量(waters)になることで、強大な破壊力を持ち、
時として惨劇を招き、そして灌漑やダム開発をめぐっては人と人の争いを呼ぶ。

Waterとwaters、その間には、なにがあるのだろう。

地球上の7割は海なのに、人間の体は2/3が水でできているのに。
もっと人は水と良い関係を築けないものだろうか。
制圧できるはずもない水を相手に、人はともに生きる術を身に着けられないのだろうか。

そういえば、Woodとwoodsの違いでも思い出すことがある。

ビートルズの「Norwegian Wood」「ノルウェイの森」は、森(woods)ではなく、
木(wood)で日本語タイトルをつけるときの誤訳であることは有名だが、
この曲をタイトルにした村上春樹の小説を私が手にしたのは、まだ学生だった頃。

時の市場を席巻した赤とモスグリーンの装丁がどの書店の店頭にも積み上げられていた。
それを意識したカラーリングでクリスマスプレゼントに重宝されたものだった。

今では小説は文庫化し、映画化されたものの書店ではもうすっかり目立たない存在に。
それでも、街では今年も相変わらずあの日と同じクリスマスソングが流れる。
因みにサンハートもクリスマスシーズンを盛り上げるイベントが盛り沢山。

もちろんささやかながらクリスマスツリーを始め、クリスマスのデコレーションもあります。
クリスマスも残りわずか、ぜひサンハートにも足を運んで見て下さい。
ロコ

2011年11月29日火曜日

似顔絵ワークショップ

11月26日、27日の二日間、当館で似顔絵/自画像のワークショップを行いました。
講師はアーティストの黒田晃弘先生。北海道からお越し下さいました。
黒田先生は、木炭で出会った人々の似顔絵を描き続けています。
黒田先生の似顔絵(自画像)の手法は少し変わっています。

まず、名前を書きます。
その上に、木炭を散らして・・・

















それを手で伸ばして、輪郭を作ります。
手は真っ黒!
















そこに、陰影を感じながら目や口を入れていきます。
みんな真剣なまなざしです。


















完成作品のお披露目です。
どうでしょうか?特徴が出ていますよね?






















ワークショップ参加者の作品は、黒田先生の作品とともに、サンハートのアートギャラリーにて、本日から12月5日(月)まで展示中です。(入場自由・無料)
人の顔から世界が広がる、異空間。是非観に来てくださいね。