“私の好きなアーティスト”っていうテーマを頂いたので、 安藤忠雄って言ったら、
それ、アーキテクト(建築家)だろって、 ブログ管理者いっつぁんの声。
ツッコミありがとうございました。
大丈夫です。あの最上級のやつですよね。 Art、arter、artest、あれっ?
大丈夫です。あの最上級のやつですよね。 Art、arter、artest、あれっ?
ちょっと違いますね。
でも、サッカーで沢山シュートを決めるとゴールアーティスト、 野球でホームラン
でも、サッカーで沢山シュートを決めるとゴールアーティスト、 野球でホームラン
を量産するとホームランアーティスト、なんて いいますよね。シュートやホーム
ランが描く「弧」を橋(アーチ)に かけているんでしょうか。
ホームランの確率って、殆どバットスピードにかかっているのかと思っていた
のですが、そんな単純なものでは無いようです。以前、イチローと松井秀喜の
打撃を分析した番組を見たのですが、スイングのスピードはそれぞれ
160㎞/h前後で、ほぼ同じだったんです。
もちろんボールにあたる角度とか、いろいろな要素があるのでしょうけど、
前者の光を反射させるような鋭いスイングに対し、箒で掃きだすようにボールを
運ぶ後者のスイング。ホームランの確率は違っても、どちらもアーティストですよね。
早く本題に入れと声がするので・・・。音楽で言えば スガシカオとか、
山崎まさよしの曲、好きです。詞にリアリティを感じるからでしょうか。
スガシカオは人生の影の部分にスポットを当てますよね。
国民的アイドルグループに提供して有名なあの曲は、必ずしもうまくは行かない
人生への不安を感じさせるし、NHKの番組で有名なあの曲もライバルへの嫉妬
みたいなものが伝わってくる。
きっとサラリーマン時代の経験とか、そういうものが活きているんでしょうね。
以前にインタビューを聞いたんですけど、“普通の人間の24時間を、その割合
どおりに曲を作っていきたい”“人間って普通24時間LOVEばっかりじゃない
でしょ、だからLOVEソングばかりは作らない”って言ってました。
山崎まさよし(ライター時は山崎将義ですね)の曲では、映像が
浮かんできそうな描写が良かったり、相手のこと好きだけど、
自分の価値観変えてまで付き合わなくてもいいや、みたいな
表現が好きだったりします。彼の恋愛感にも関係するみたい
ですけど。地名とか入れてリアリティを出している曲もあります
よね。桜木町が出てくるあの曲とか、ワンワードで一気に
身近に感じてしまう。
実在の地名を出す手法は、小説でも有効だと思います。映画『悪人』で有名な
吉田修一は好きな作家の一人ですが、彼も実在の地名、固有名詞を積極的
に使っています。著した時期が分かるような固有名詞を使うと、作品が陳腐化
してしまうのを恐れて以前は避けられていた手法のようですが、意識的に書い
ているようです。
芥川賞を受賞した『パーク・ライフ』でも、日比谷公園とその周辺が詳細に描写
されています。詳しくは無くても行ったことのある人ならある程度イメージ
しながら読めるし、日比谷公園に行ったことが無い人でも想像しながら読むこと
ができる。
作品では、公園近くのスタバも登場しています。スタバの持つイメージも時間が
経つと変わってしまうので、作品の印象も読んだ時期で違ってしまうんですけど、
それはそれで良いんでしょうね。
現実的な表現だと自分も納得できるし、感情移入できる。だからそういう表現が
好きなんだと思います。 とりとめのない話になってしまいましたが、ジャンルに
こだわらず、優れた芸術作品をサンハートから発信していければ 良いと思います。
ロコ
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